分娩予約と分娩費用・入院について

分娩のご予約
 ① 今回の妊娠で、既に当院に通院されておられる方
    
分娩の予約は不要です。
        当院で分娩を希望されておられるものとして予約を入れております。
        但し、里帰りも含め、他院での分娩を希望される場合は、診察時に
        その旨、お伝えください。紹介状をご準備させて頂きます。

 ② 県内在住で、今回の妊娠の経過を現在は他院で診て頂いておられる方が、
   当院で分娩を希望される方
    
分娩の予約が必ず必要です。(ご予約はお電話で!)

 ③ 県外からのお里帰り分娩の方
    
分娩の予約が必ず必要です。(ご予約はお電話で!)
       ※詳細は、左側の「お里帰り分娩」のタグをクリックして下さい。

 妊娠4ヶ月末頃(週数で14週~15週頃)までには、お電話で分娩のご予約を入れて
 頂けますようお願い致します。
 ※尚、分娩のご予約後に、「逆子」と診断された方は、その旨お電話でご連絡
  頂けますよう、お願い致します。


当院における分娩費用

~ 分娩当日を入れて入院期間が6日間(5泊6日)の場合 ~

◎普通分娩基本料 【2025年3月末までの分娩】
 500,000円
(産科医療補償制度預かり金を含む)

【2025年4月以降の分娩】
 540,000円(産科医療補償制度預かり金を含む)

◎加算料金(部屋・分娩時刻・難産度などによって加算される料金です)
<時刻割増料金>

 ・分娩が平日 18:00~翌9:00の時間帯  30,000円
 ・分娩が休診日(日曜日・祝日・年末年始・お盆) 全日  30,000円
 ・分娩が休診日(木曜日) 9:00~18:00 20,000円
 ・分娩が休診日(木曜日) 18:00~翌9:00 30,000円

 ・分娩遷延とみなした場合  15,000円


<希望により入院を延期された場合>

 ・母体入院料金 (1日につき)  15,000円
 ・新生児入院保育料 (1日につき)  12,000円

※尚、医学的に必要な入院延期やその他の処置につきましては、保険扱いとなります。

 <部屋別加算料金一覧>

 202号室 (2人部屋)  0円
 203号室 (3人部屋)  0円
 205号室 (2人部屋)  0円
 ・301号室 (2人部屋)  0円
 302号室 (1人部屋)  8,000円
 303号室 (1人部屋)  5,000円
 305号室 (1人部屋)  5,000円
 306号室 (1人部屋)  5,000円
 307号室 (1人部屋)  5,000円
 308号室 (1人部屋)  5,000円
 310号室 (1人部屋)  3,000円
 特別室1号室 (1人部屋)  20,000円
 特別室2号室 (1人部屋)  25,000円

お部屋の予約はとっておりません。入院される際に空いているお部屋よりお選び下さい。

※2人部屋・3人部屋をご利用の方は、トイレ・シャワーは共同の設備をご利用頂きます。
※個室には、トイレお風呂・冷蔵庫等の設備があります。
※特別室1号室と2号室には、ミニキッチンがございます。
※院内には、洗濯施設はありません。

※院内には、ジュース類の自動販売機はありません。
※院内には、無料のウォーターサーバー(冷水・温水)がございます。
※お茶は、いつでもお飲み頂けるよう、各自お手元にポットをご用意させて頂いております。
※全館で、無料のWi-Fiをご利用頂けます。

※お支払いは現金のみとなります。(電子マネー・クレジットカード等はご使用になれません)


当院は、お産をしたときに何らかの理由で障害を抱えた赤ちゃんとその家族のことを経済的に
補償していく「産科医療補償制度」に加入しています。 当院でお産される方全員にご案内
させて頂いており、
掛金として12,000円をご負担して頂いております。
「産科医療補償制度」についての詳細は、財団法人 日本医療機能評価機構(厚生労働省所管)
ホームページをご覧下さい。


当院は、「出産育児一時金直接支払い制度」を導入しております。

<<出産育児一時金とは>>

健康保険法等に基づく保険給付として、健康保険や国民健康保険などの被保険者またはその
被扶養者が出産したとき、出産に要する経済的負担を軽減するため、一定の金額が支給され
る制度です。令和5年6月時点で、
支給額は、一児につき一律50万円です。

<<直接支払い制度とは>>
出産育児一時金の請求と受け取りを、妊婦さんなどに代わって医療機関等が行う制度です。
出産育児一時金が医療機関等へ直接支給されるため、退院時に窓口で出産費用を全額支払う
必要がなくなります。
分娩費用や自費負担分、保険医療的な処置に伴う医療費等の合計から出産育児一時金の
50万円を差し引いた金額のみ窓口で支払って頂く制度となります。

この制度のご案内と書類のご記入は、妊娠38週頃お声がけさせて頂いております。

尚、帝王切開での出産の場合も、受給対象となります。帝王切開の手術では健康保険が
適用されることになりますが、この金額が高額になったとしても高額医療費制度によって
負担限度額を超過した分は払い戻しを申請することが可能です。予め医療費が高額になる
ことが見込まれる場合は、限度額適用認定証をご準備頂き、窓口での支払いを軽減して
頂くことも可能です。不明な点があればお気軽に受付スタッフにお尋ね下さい。

【退院時に直接支払い制度をご利用された場合に受付でお支払い頂く費用】
 ◎普通分娩:概ね0万円~8万円(基本入院期間:5泊6日)
  ⇒ 部屋・分娩時刻・入院期間・難産度等で変動します。

 ◎予定帝王切開:概ね6万円~14万円(基本入院期間:9泊10日)
  ⇒ 部屋・分娩時刻・入院期間・緊急性・限度額認定証の有無等で変動します。

 ※お支払いは現金のみとなります。  

入院について

入院時に持ってきて頂く物(分娩の入院の場合)
・母子健康手帳
・保険証
・印鑑(シャチハタ不可。朱肉を押して捺印するもの)
・筆記用具
・洗面用具
(個室希望の方は不要。個室には、アメニティグッズを完備しております)
・ヘアゴム (髪の毛の長い方は、授乳する時の必須アイテムです)
・スリッパ
・箱ティッシュ
・前開き寝間着1枚
(分娩直後に着るため。上着が膝丈まであるもの)
  ⇒ 
寝間着のボタンは、全て開けておいて下さい。
・寝間着数枚
・ショーツ数枚(前開き以外でも可。股上のゆったりしたタイプのもの)
・授乳用ブラジャー数枚(ブラトップは授乳しにくいので控えて下さい)
・バスタオル数枚
(個室希望の方は不要です)
・フェイスタオル数枚
(個室希望の方は不要です)
・使い古しのタオル数枚(お乳用に使用します。使い古しの方が適しています)
・体を洗うゴシゴシタオル1枚

・骨盤ベルト(骨盤を締めるため。 お持ちであればご持参下さい)
・退院時用ベビー服
(肌着・上着・長着・おくるみ等一式)

入院時にお渡しする物
・産褥セット(料金は分娩基本料に含まれています)

・Sナプキン(20枚入り)
・Mナプキン(5枚入りx2袋)
・Lナプキン(5枚入り)
・フィットパンツ(お産中に使用)
・産褥ショーツ(前開き1枚)
・直後パット
・清浄綿
・ベビー用おしり拭き1個
・ベビー用ドライコットンシート
(ガーゼハンカチの代わりとして)
   

入院中に当院で無料でご使用頂ける備品
【赤ちゃん用備品】
・入院中のベビー服
・新生児用紙オムツ
・哺乳ビン
・粉ミルク
・ベビー用爪切り
・ベビー用綿棒
・ガーゼハンカチ等

【二人部屋・三人部屋をご利用の患者さま】
・シャンプー&リンス
・ボディソープ
・ドライヤー
・円座
・授乳クッション等

【個室をご利用の患者さま】
・ドライヤー
・円座
・授乳クッション等
・フェイスタオル
・バスタオル
・冷蔵庫
・アメニティグッズ
(シャンプー&コンディショナー、ボディソープ、歯ブラシ&歯磨き、綿棒等)

院内にて販売している主な商品(下記以外にも取り扱っている商品がございます)

入院する時期
入院後期に入ると、いつでも入院できるように荷物や心の準備をしておきましょう。
入院の目安は以下の通りです。
来院されるときは、電話連絡をお願いします。
(夜間や休日の際には必ずお願いします)


【陣痛】
  お腹が規則的に10分以内に張ってくると本格的なお産の開始と考えられます。
  初産婦:7から5分ごと
  経産婦:15から8分ごと
   
※前回の分娩が早かった方は早めにお越し下さい。
   ※遠方の方は初産婦であっても早めにお越し下さい。

   
※不安な方は何度でも来院して下さい。

【破水】
  卵膜が破れて、羊水が流れ出ることを破水と言います。通常は陣痛→破水の順番
  になりますが、破水が陣痛より先におこることがあります。
  破水が起こると赤ちゃんに細菌感染が起こり易い状態となります。
  赤ちゃんへの感染を防ぐ為にも、清潔なナプキンをあて、車の後部座席に横に
  なるなどして安静にして
すぐに来院下さい。シャワーやお風呂は厳禁です。

【出血】
  予定日が近づくにつれ、卵膜と子宮口とのずれにより出血が起こります。
  すぐ入院する必要はありませんが、清潔なナプキンをあて様子をみて下さい。
  但し、生理のいちばん多い日以上の量であったり、ゴルフボール大以上の血
  の塊が出るようであれば、ご連絡下さい。

【その他の症状】
  持続的な腹痛・激しい頭痛・吐き気・めまい等の症状がある時は診察を受けて
  下さい。