予防接種
【インフルエンザワクチン】
 
妊婦中にインフルエンザに感染すると、症状が重篤になることがあります。
 妊婦の方は、インフルエンザワクチンを接種しましょう。
 インフルエンザワクチンは不活化ワクチンという種類で、
 妊娠中も接種可能です。当院に通院中の妊婦さん接種分のみ確保
 しております。
令和4年度接種費用:4,000円/1回につき

【子宮頸がん予防ワクチン】
 
平成25年6月から、積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、令和3年11月に、
 専門家の評価により「子宮頸がんワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了
 させることが妥当。」とされ、原則、令和4年4月から、他の定期接種と同様に、個別の
 勧奨を行うことになりました。
 
詳細は、厚生労働省のホームページ ~ヒトパピローマウイルス感染症~
 について等をご参照下さい。

 【平成9年度~平成17年度生まれまでの女性の方へ】
 平成9年度から平成17年度生まれまで(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)
 の女性の中に、通常の子宮頸がんワクチンの定期接種の対象年齢の間に接種を
 逃した方がいらっしゃいます。まだ接種を受けていない方に、あらためて、子宮頸がん
 ワクチンの接種の機会が提供されています。
 詳細は、同省~ヒトパピローマウイルスワクチンの接種を逃した方へをご覧下さい。


 現在、日本で接種できる子宮頸がんの予防ワクチンには、以下の3種類があります。
  【定期接種(公費助成の対象)】
  ①「サーバリックス」
     HPV16型と18型の2つの型に対して感染予防効果を持つものです。
  ②「ガーダシル」
     HPV16型、18型に加えて、尖圭コンジローマの原因となる6型、11型と
     4つの型に対して感染予防効果を持つものです。

   十分な予防効果を得るために半年間の間に3回接種することが必要です。
   尚、必ず同じ種類のものを3回接種して下さい。
   対象年齢:小学6年生~高校1年生相当の年齢の女子
   両ワクチンとも公費助成(無料)の対象となります。
   詳しくは各自治体にお問い合わせ下さい。

  【任意接種(自費のみ)】
  ①「シルガード9」2021年2月に発売
     HPV16型、18型と他5型及び尖圭コンジローマの原因となる6型、11型と
     合わせて9つの型に対して感染予防効果を持つものです。
     合計3回接種が必要です。1回につき概ね25,000円(税別)程度

 ※尚、当院では、現在、子宮頸がんワクチンの取り扱いはしておりません。
  子宮頸がんワクチンの接種は、他の医療機関でお願い致します。

<参考外部リンク>
[サーバリックス」の販売会社 グラクソ・スミスクライン株式会社のホームページ
[ガーダシル」の販売会社 MSD株式会社のホームページ
厚生労働省のホームページより~子宮頸がん予防ワクチンに関するQ&A
廿日市市役所のホームページ
広島市市役所のホームページ


 妊娠さんは、風疹には十分な注意が必要です!!
 妊婦さんが妊娠初期に風疹に罹患すると、胎児に感染し、白内障や緑内障などの眼症状、
 先天性心疾患、難聴などを引き起こす先天性風疹症候群にかかる可能性があるからです。
 
 
※風疹ワクチンは生ワクチンです。妊婦は接種することはできませんので、ご注意下さい。

 妊娠可能な女性においては、あらかじめ約1か月間避妊した後接種すること、
 及びワクチン接種後約2か月間は妊娠しないように注意しなければなりません。
 一方、男性の場合、ワクチン接種後に避妊の必要性はありません。

 妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんを守る為に、旦那さんをはじめ周りの人も
 風疹ワクチンを接種するなどしてできることがあります。

 
尚、当院では風疹ワクチンの接種は行っておりません。

<参考外部リンク>
厚生労働省の風疹に関するホームページ
国立感染症研究所の風疹に関するホームページ
日本産婦人科学会のホームページより~風疹に関する記事
 
広島県のホームページ